懐かしい風味の種無し「旅路ぶどう」
グスベリに似た深紅色の種なしぶどう.小樽の塩谷で発見されました。「旅路」というNHKの朝ドラの名前のつけられたぶどうは、その舞台の町、小樽市塩谷で生まれました。昭和初期に導入した20種以上のぶどうの自然交配の中の1本を種なしにしたところ、完熟グスベリ模様の深紅の粒に変身。糖度も高く、なつかしい味と独特の香りに、遊び心で種なしにしたのが、大きな発見になり、始めは「紅塩谷」と名付けました。塩谷以外の人は「旅路」と呼んだので、いつしか「旅路」が、名前として残りました。味もしっかりとした、人気のぶどうです。
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